エンジニアは正社員、非正規どちらが良い?

非正規か正社員か?向き不向きをチェック!「性格や価値観」

向き不向き:性格や価値観でも分かれる 正社員向きか非正規向きか?

向き不向き:性格や価値観でも分かれる

安定志向の人

組織の一員として腰を据えて働きたい、安定した収入と福利厚生を求めるという安定志向の人には、正社員という働き方が適していると言えるでしょう。毎月決まった日に給与が支払われ、社会保険や厚生年金などの福利厚生も充実しているため、将来設計が立てやすく、安心して仕事に打ち込める環境が整っています。
特に、性格的に組織の中で働くことを苦とせず、協調性があることを持ち味としている人にとっては、その長所を活かして働ける最適な環境だと言えるでしょう。また、企業によっては研修制度や資格取得支援制度などが充実しているところも。収入が安定しつつ、スキルアップを目指しやすい点も、正社員として働くメリットとして挙げられます。

挑戦志向の人

時間や場所に縛られず自由に働きたい、高収入を目指したいというチャレンジ精神旺盛な挑戦志向の方には、非正規という働き方も視野に入ってきます。企業やプロジェクトの内容によっては、正社員よりもかなり高い報酬を得られるケースも存在するのが、非正規で働く魅力的なところ。かつ、さまざまな企業やプロジェクトに携わる機会が増えるため、幅広い経験を積むことができ、自身のスキルアップに繋がる可能性も大いに広がります。常に新しい技術や知識を吸収し続けて、市場価値を高めたいという意欲的な人に向いていると言えるでしょう。
ただし、契約期間が決まっていることが多く、収入が不安定になりやすい点は、非正規ならではの留意点として念頭に入れておいたほうがよさそうです。

キャリアプランを考えるとどちらのタイプ?

将来のキャリアイメージを描くことで、正社員向きか非正規向きかを判断できることもあります。たとえば、「マネジメントスキルを身につけてチームを率いる管理職の立場になりたい」「会社の中核メンバーとして、長期的なキャリアを築きたい」という場合は、正社員として組織の中で経験を積み重ねていく方が有利です。
一方で、「後々は専門性を高めて特定の分野のエキスパートを目指したい」「新しいことにチャレンジして、自分の力で勝負したい」と考えるなら、非正規でさまざまなプロジェクトの経験を積むことが近道となるかもしれません。必要なスキルを得て多くの場数を踏み、多様な人脈を築きやすくなるでしょう。
この正社員と非正規の向き不向きについては、一概にどちらが良いとは言えません。大切なのは、自分の性格や価値観、そして将来のキャリアプランと照らし合わせて、納得のいく選択をすることです。

転職を考えているエンジニアにおすすめの記事