エンジニアは正社員、非正規どちらが良い?

エンジニアが非正規で働いた場合の成功例

非正規成功例

非正規成功例

非正規の技術者は稼げる仕事なのか

正社員よりも非正規のほうが稼げるという話は耳にしても、実際にいくらぐらい稼いでいるのかを本人には聞きにくいものです。技術力を生かして本当に稼げるなら誰でも非正規に挑戦してみたいと思うものですが、具体的なことが何もわからなければさすがに決断はしにくいというものです。そこで、非正規の具体的な成功例をいくつかご紹介します。

正社員からの大幅年収アップを実現した例

大手SIに技術者として5年間勤務した後、Webエンジニアとして独立してから3年後には年収480万円からおよそ800万円にまでジャンプアップした30代の男性は、正社員時代に経験した大規模プロジェクトの経験を生かして非正規になりました。正社員時代に培ったPHPやPerl、Objective-Cなどのスキルが高評価だったため、非正規になってからの報酬も高水準からのスタートで、平均65万前後の単価で仕事を受けるようにまでなっています。現在は、非正規としてさらなるスキルアップのための勉強中で、今後はさらに幅広いジャンルの案件に参画することを目標にしています。
非正規のWebプログラマーとして独立から3年。正社員の頃の年収350万円を大幅に上回る年収600万円を手にするまでになった20代後半の男性は、JavaやJavaScriptなどを得意とする技術者です。会社員時代は、長時間残業ばかりの日々で休みもまともにとれない生活でしたが、非正規で成功している先輩の助言を受けて独立を決意し、着実に案件をこなしていった結果、現在の年収になりました。
最後にご紹介する40代のインフラエンジニアの男性は、独立したのは30代後半と遅めのスタートですが、長年の技術者としての経験とスキルを生かして年収900万円を手にするようになりました。正社員時代は管理職として550万円ほどの年収でしたが、管理者としてよりも技術職としてのキャリアを追求したい気持ちで非正規になり、勉強しながら着実にステップアップを重ねてきての成功です。

稼げるかどうかは自分次第

稼げる話を耳にすれば心は揺らぎますが、非正規になれば誰でも稼げるわけではないということを理解しておくことは大事です。成功している非正規の人は大勢いますが、正社員時代とさほど変わらないかそれ以下の収入になってしまう人ももちろんいます。成功している人の特徴としてはやはり努力家の人が多く、IT業界の需要動向にも敏感です。ITの世界は技術の進歩が早いので、日々の仕事をこなしつつも勉強が欠かせません。それを怠ってしまうとあっという間に技術者としての市場価値が下がってしまうことを成功している非正規の技術者達はよく理解しているのです。
正社員の頃とは違う大変さは確実にありますが、やればやるほど稼げる可能性が広がるのは非正規の特権なので、スキルに自信がある人が挑戦してみる価値は十分にあります。このサイトでは、正社員か非正規かで迷っているIT技術者が、今後の自分の道をどうするかを考えていくために役立つ情報を様々な角度でご紹介しています。
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